台北(台湾)

 

今回は台湾、滞在したのは台北。

 

ネットで面白そうな所を見つけたので行くことに。 ダンスホールの名前は「新世界舞場」 。

店で買った高梁酒をホテルで軽くひっかけてほろ酔い気分で出かけました。 地下鉄MRTで西門駅で降り、話しかけた何人もの中の1人、年配の女性が日本語で話し連れてってくれました。

「あなた本当にこんな怖い所にいくの?」「え〜」私は何も言えませんでした。 

 行ってみると、入り口にただ古いエレベーターがあるだけで、数件ね飲食店などが入っている何でもないビル。  5.6.7階は教会、9階に上がり、入り口で70元(約¥225)払い、全くダンスホールの雰囲気もないドア。まるでレストランのキッチンドアの様なドアを開けると、何と立派なダンスフロアが見えました。部屋は暗く、天井はキラキラと星が輝いていました。12✖︎14mくらいの立派なウッドフロアのダンスフロアの中央には大きなミラーボール。不思議な雰囲気で、日本の社交ダンサーだったら踊ってる人を見て「何これ?」と言ってすぐに帰るような所。 月曜夜6時半頃、客は5人。席は300人は座れるような大きなラウンジでソファ風の椅子とテーブルがぎっしりありました。ダンスフロアに近い所に座ると、ウエイターがビニール袋に入ったおしぼり入り紙コップとやかんを持ってきました。やかんの中身はお茶かと思いきや何とお湯でした。

フロアを見ますと、2カップルがスローミュージックで、アルタンみたいなチークにしては動きに一定のパターンがあるような、ちょっとわからないダンス。女性の両手は男性の両肩の上。男性の両手は相手の腕と背中。顔はアルタンのように頰をくっつけている様子。次はクラブミュージックで、チャチャ風?次はハッスル風?スウィング風?次にワルツ。1人で踊っているTシャツとジャージのおじさん。でもダンスシューズはちゃんと履いています。音楽は全て台湾ミュージック。西洋の音楽は全くかかっていません。せっかくここまで来たのだから、兎に角、何でも踊ってみようと1人の女性を誘ってスウィングで踊ってみました。女性は、ロックのステップの代わりにタッチ。だからと言って、ついてこれない事ははありません。キックステップ以外は殆ど私のリードに合わせてくれた。  ヒップバンプをやると凄く面白がっていました。 二人目、フォックストロットを入門ステップから少しずつ中級レベルまで上げて、 倒したりロールインアウトまで、その方が出来るのではと思うステップを沢山試しましたが、殆ど私に付いて来ます。この女性何処までダンスをやってるのか分かりませんが、踊っていて余り違和感がありませんし、他の女性のリードをしていたことも自然に感じました。そしてもう1人誘った後、ヤカンのお湯を飲みながら後ろを見ると、先程踊った3人の女性達は全然別々に座っていました。友達ではないのか?踊っている時には3人に話しかけられましたが、中国語だからさっぱり分からず、英語で言っても相手は全くわからない様子。その後、1人がリードして交代に2人の女性と踊っていて、3人とも年齢不詳、ギャルの装い、シューズは外履きで全くダンスをする格好ではありません。ここはどんなダンスホール?もう充分と思い、夜市へ向かいました。中国は早朝に太極拳と同じようにダンスも盛ん。翌朝近くの大きな公園に足を運びました。「お〜やってる、やってる」音楽は台湾音楽ですが西洋風。よく見ると太極拳、他も又太極拳、次は体操。残念ながらダンスは見れず。夜、ダンスショップを見て情報を手に入れようとしましたが、ショップが見つからず、クタクタになって他のダンスホールへ。120元と昨日のホールよりは高いが中は変わらず、何組かカップルで来ていて踊っているのはインターナショナルスタイル。服装も社交ダンス風。日本と変わらないのでちょっと見学だけさせてもらって、お金は払わず引き上げました。 好奇心旺盛な私には、期待はずれだろうと疲れようと、今までと違う事に触れるのは大変よい経験になり楽しかったです。